Lamps


やわらかい光が、

古びた天井を照らす

幾年月を経て今日に至るその建物

ずっとそこからいろいろな事を見守ってきたのだろう

嬉しいこと、悲しいこと、楽しいこと、

いろいろなことを見てきた事だろう

雨の日も、風の日も、夏も冬も

休みなくずっとそこに佇んでいた

一線から退いた今、また違うその余生を

楽しんでいるようだ。

by Ritsu Watanabe




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